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もっと考えたら、もっと楽しくなるはず。

「Kindle Unlimited」は本当にお得なのか?を検証してみた。

8月にスタートしたAmazonの読み放題サービス「Kindle Unlimited」を開始から利用しています。
今時点ではとても満足しています。
サービス開始時のプレスリリースは、

Amazon.co.jp (以下、Amazon) は、本日2016年8月3日(水)、Kindle Unlimitedサービスを開始致しました。
本サービスは月額980円(税込)で和書12万冊以上、洋書120万冊以上のKindle電子書籍が読み放題になる、新しい定額読み放題サービスです。

と書かれてます。

「Kindle Unlimited 読み放題」のカテゴリの検索結果は130,536件(本日2016年10月4日時点)なので、開始からそこまで増えていないのでしょうね。

Kindle本のジャンル別件数

全てのKindle本を、ジャンル別登録数で調べました。
併せてKindle Unlimitedの件数も付けてみました。

ジャンル Kindle本 Unlimited 割合
アダルト 31,415 18,503 58.9%
アート・建築・デザイン 7,461 4,230 56.7%
スポーツ・アウトドア 6,128 3,410 55.6%
教育・学参・受験 6,102 3,190 52.3%
投資・金融・会社経営 6,295 3,233 51.4%
語学・辞事典・年鑑 3,908 1,948 49.8%
タレント写真集 10,736 5,326 49.6%
楽譜・スコア・音楽書 720 331 46.0%
エンターテイメント 4,200 1,822 43.4%
旅行ガイド・マップ 5,250 2,117 40.3%
ノンフィクション 5,690 2,281 40.1%
人文・思想 33,013 13,136 39.8%
雑誌 14,235 5,552 39.0%
絵本・児童書 5,793 2,230 38.5%
ビジネス・経済 20,162 7,753 38.5%
社会・政治 15,589 5,911 37.9%
ティーンズラブ 3,453 1,236 35.8%
歴史・地理 14,081 5,031 35.7%
趣味・実用 18,817 6,563 34.9%
資格・検定・就職 1,197 417 34.8%
科学・テクノロジー 16,584 5,269 31.8%
コンピュータ・IT 7,315 2,273 31.1%
暮らし・健康・子育て 17,306 5,329 30.8%
医学・薬学 4,301 1,321 30.7%
文学・評論 88,530 17,657 19.9%
ボーイズラブ 23,687 3,566 15.1%
コミック 168,790 24,807 14.7%
ライトノベル 22,693 2,053 9.0%
合計 563,451 156,495 27.8%

「Kindle Unlimited 読み放題」のカテゴリの検索結果は130,536件ですが、ジャンル別の件数を足すと156,495件となっていて、25,000件以上の差があるのは何故でしょう。

数字だけみると、Kindle本全体の27.8%が読み放題の対象になっていて、

4冊に1冊が無料じゃん!

と考えると月額980円は安く感じますよね。
しかし、ジャンル別だとそうとも言えません。

私がよく利用する雑誌カテゴリはKindle本の39%が読み放題の対象になっています。
毎月必ず読む雑誌はこんな感じ。
・Begin (Kindle本:600円)
・2nd (Kindle本:500円)
・Lightning (Kindle本:500円)
・Pen (Kindle本:500円)
・GO OUT (Kindle本:648円)
・GetNavi (Kindle本:519円)
・MONOQLO (Kindle本:600円)
雑誌カテゴリの「男性ファッション・ライフスタイル」ジャンルに関しては、58.6%が読み放題の対象です。
別の雑誌や、その他ジャンルの本も毎月数冊読むので、余裕で元が取れてます。

雑誌や趣味に関するジャンルは読み放題になっている割合が多いので、元が取れる可能性が高いように感じます。

「Kindle Unlimited」は、想定よりも利用者が多くビジネスの継続が困難、といった状況に陥ってるようですが、利用者としてはなんとかサービスを継続して欲しいです。