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インフルエンザ予防接種は受ける理由

先日インフルエンザの予防接種を受けてきました。

私が住んでいる地域は3,500円前後が相場みたいで、家族4人(内2人は小学生)で14,000円ほど払いました。

子供は2回接種するのでさらに7,000円(2人分)がかかり、合計で毎年20,000円ほどの出費となります。

「なぜ受ける?」と問われると、「インフルエンザにかかりくないから」と答えます。

別に仕事を休みたくないという事ではありません。

私がインフルエンザにかかった場合、家族全員が妻の実家に避難し隔離されます。

予防接種を打ってないものなら、「それみた事か!」と妻から白い目で見られるのです。

予防接種は、「僕は頑張ってたよ!」という証明なのです。w

「防止する」ではなく、「効果がある」だけのワクチン接種

でもね、予防接種を受けてたからってインフルエンザは防げません。

厚生労働省のページ「インフルエンザQ&A」にはこう書いてあります。

Q.18: ワクチンの接種を受けたのに、インフルエンザにかかったことがあるのですが、ワクチンは効果があるのですか?

インフルエンザにかかる時はインフルエンザウイルスが口や鼻から体の中に入ってくることから始まります。体の中に入ったウイルスは次に細胞に侵入して増殖します。この状態を「感染」といいますが、ワクチンはこれを完全に抑える働きはありません。

ウイルスが増えると、数日の潜伏期間を経て、発熱やのどの痛み等のインフルエンザの症状が起こります。この状態を「発症」といいます。ワクチンには、この発症を抑える効果が一定程度認められています。

発症後、多くの方は1週間程度で回復しますが、中には肺炎や脳症等の重い合併症が現れ、入院治療を必要とする方や死亡される方もいます。これをインフルエンザの「重症化」といいます。特に基礎疾患のある方や御高齢の方では重症化する可能性が高いと考えられています。ワクチンの最も大きな効果は、この重症化を予防する効果です。

※平成11年度 厚生労働科学研究費補助金 新興・再興感染症研究事業「インフルエンザワクチンの効果に関する研究(主任研究者:神谷齊(国立療養所三重病院))」の報告では、65歳以上の老人福祉施設・病院に入所している高齢者については34~55%の発病を阻止し、82%の死亡を阻止する効果があったとされています。

以上のように、インフルエンザワクチンは、接種すればインフルエンザに絶対にかからない、というものではありませんが、ある程度の発病を阻止する効果があり、また、たとえかかっても症状が重くなることを阻止する効果があります。

ただし、この効果も100%ではないことに御留意ください。

インフルエンザにかからないのではなく、重症化するのを防止する効果がある。という事。

子供や高齢者だけでいいのでは?とも思います。

これを妻に説明しても、「ふーん」と一蹴され、おそらく次の年も予防接種を受けに行きます。わたしも。w

それぞれがいろんな「安心感」を満たす為に!ww

7.5人に1人が受けているインフルエンザ予防接種

全国でどれくらいの人が実施するの?って事ですが、厚生労働省のページ「定期の予防接種実施者数」では、2014年(平成26年)で16,730,347人。

実施者数の推移はこんな感じで、2001年と比較すると2.6倍に増えています。

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人口1億2,500万人に対してなんと13.2%が受けている事になります。

2番目に実施者数が多い予防接種は「高齢者用肺炎球菌」で2,871,593人なので、インフルエンザワクチンがいかに大ヒット商品であるか分かります。

じつは今朝から寒気がして関節が痛くて体調がすぐれません。

もしかして・・・。